2018年12月05日

2018年12月2日(日)に秋葉原サテライトキャンパスでICT基礎Lab最終回が開催されました。今回は4名の中学生が参加しました。
今回のテーマは前回の続きでメールについてです。前回の復習を行った後、メールヘッダについて学び、実際に送受信したメールのヘッダを確認しました。そして、テキストメールとHTMLメールの違いを学び、HTMLの記述方法を学習してから各自で考えたデザインのHTMLメールを作成しました。作成したHTMLメールは他の受講生に送信し合いました。
最後に本校副校長より、修了証が授与されました。

今回で2018年度のICT基礎Labは終了します。ありがとうございます。
2019年度もICT基礎Labは開催する予定です。このWebサイトで参加募集しますので(2019年4~5 2月頃を予定)、募集開始までしばらくお待ちください。

 

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前半の講師
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後半の講師

 

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受講中の様子
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集合写真(受講生と講師・チューター他)

大きなサイズの集合写真はこちら

 

2018年11月04日

2018年11月4日(日)にICT基礎Labが開催されました。今回のテーマはメールサーバです。メールの仕組みを理解して自分のメールサーバを構築することを目的に学習と演習をすすめました。
メールサーバの構成について、POPサーバとIMAPサーバとの違いについてなど、事前学習した内容を他受講生と共有し、チューターを交えて話し合い発表しました。
その後はラックマウントサーバの電源を入れ、メール転送エージェントPostfix、IMAPとPOP3のサーバDovecot、認証モジュールをインストールしました。午後からは、サーバのPoistfixとDovecotの設定ファイルを編集し、メールアカウントも作成しました。WindowsのメールクライアントThunderbirdの設定画面で、先ほど作成したメールアカウントとサーバの情報を入力し、メールの送受信動作確認を行いました。

次回、最終回は12月2日(日)に秋葉原サテライトキャンパスで開催予定です。

 

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メールサーバに関する議論の様子1
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議論の様子2

 

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疎通確認中
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会場の様子

 

2018年11月04日

10月7日(日)はICT基礎Labの特別回であり、本校で開催された「TMCIT×大和セキュリティ勉強会 in 江戸」の見学を行いました。このイベントは一般の方を対象に、大和セキュリティ勉強会と本校が主催となり開催したDFIR(Digital Forensics & Incident Response)がテーマのコンテストです。
イベントには、全国から情報セキュリティ関係者、参加者、スタッフが多数来場しました。あまり見る機会がないセキュリティイベントの現場の雰囲気、運営の裏側を間近で味わうことができました。

次回のICT基礎Labは11月4日(日)に開催予定です。

「TMCIT×大和セキュリティ勉強会 in 江戸 DFIR忍者チャレンジ」の実施報告はこちら

2018年11月04日

ICT基礎Lab第4回(9/9)を開催しました。

9月9日(日)のICT基礎Lab第4回は、秋葉原ダイビルのサテライトキャンパスで開催しました。
今回はサーバー仮想化について学びました。VirtualBox上でLinuxをインストールし、前回ラックサーバ内に構築したWebサーバ環境を仮想VM上で動作させました。

次回(第5回)は10月7日(日)に開催し、本校で開催される「TMCIT×大和セキュリティ勉強会 in 江戸」を見学する予定です。
第6回は11月4日(日)に開催予定です。

2018年10月10日

大和セキュリティ勉強会と本校主催の「TMCIT×大和セキュリティ勉強会 in 江戸 DFIR忍者チャレンジ」を、2018年10月7日~8日に本校を会場として開催しました。
最初に田中ザック氏(大和セキュリティ勉強会)によるDFIR(Digital Forensics & Incident Response)の講義とコンテストの説明があり、その後に24時間のコンテストが始まりました。コンテストでは、各チーム4~5名からなる20チームでフォレンジック調査を行い、結果報告書とプレゼンの内容を競い合いました。情報セキュリティ技術者育成プログラム履修生もそれぞれ別のチームに加わり、一般参加者に交じってデジタルフォレンジックに取り組みました。
このイベントでは、本校学生が会場のインフラ設計、構築、運用監視を行いました。大きなトラブルもなく、通信事業者のエンジニアの方から高い評価をいただきました。

「TMCIT×大和セキュリティ勉強会 in 江戸 DFIR忍者チャレンジ」
開催日時:2018年10月7日(日) 12:00~18:00、8日(月・祝) 11:00~18:30
開催場所:東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス 2階中央ホール
主  催:東京都立産業技術高等専門学校、大和セキュリティ勉強会
U R L:https://yamatosecurity.connpass.com/event/92888/

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田中ザック氏
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コンテスト中の様子
2018年09月28日

20名の中学生を対象に9月23日と24日の二日間、サイバーセキュリティTOKYO for Juniorを開催しました。
情報セキュリティ技術者育成プログラム履修生が企画、シナリオ作成、システム開発、ネットワーク設計・構築を行い、当日は講師とチューターも務めました。

【一日目(9月23日)】
 最初に、保護者同伴で東京地方検察庁検事の徳竹敬一氏による講演「セキュリティと倫理」を聴講しました。
 ハンズオンの最初には、チームメンバーと打ち解けあうためにアイスブレイクを行いました。その後、情報セキュリティの重要性を学び、監視カメラで使用するRaspberry Piのセットアップを行いました。
Raspberry Piで動作するUNIX系OSの基本的なコマンドを学び、最後にUSBカメラ、サーボモーター、Raspberry Piを配線し、監視カメラを作製しました。スクリプトを実行して監視カメラを上下左右に回転させ、監視カメラが正常に動作することを確認しました。

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「セキュリティと倫理」講師の徳竹氏
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いよいよハンズオンが始まります
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アイスブレイクでペーパータワー作製
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高く積み上がったペーパータワー
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メンバーで考えたチーム名の発表
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突然発表を求められることも...
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Raspberry Piのセットアップ
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USBカメラの映像確認
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サーボモーターの制御回路作製中
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カーソルキーで監視カメラの向き変更

 

【二日目(9月24日)】
 二日目は、午後に実施する競技に先立ち、監視カメラへのリモートログインの方法、監視カメラの遠隔操作を修得しました。また、標的型メール攻撃についても学びました。
競技説明とチュートリアルを通じてゲームの一連の流れを体験し、その後に2時間の競技を行いました。ゲーム内容は、ある会社の監視業務を請け負っている子会社の社員として、親会社に設置された監視カメラを遠隔操作し、親会社に侵入した不審者を特定するものです。ゲームを通じて、参加者はセキュリティ対策を体験しました。最後にゲームの個人成績とチーム成績が発表されました。
クロージングでは、副校長より受講生全員に修了証が授与されました。

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別室(親会社)にある監視カメラにログイン
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別室(親会社)の監視カメラ
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標的型メール攻撃で届いたメール文面を確認中
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競技のチュートリアル
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監視カメラを操作して親会社の不審者を発見
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競技中の様子
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競技システムが稼働しているサーバ
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サーバとネットワークを常時監視
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もうすぐ競技終了
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競技の最終結果(個人成績)
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競技の最終結果(チーム成績)
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全員に修了証が授与されました

 


 ご後援いただきました以下の企業・団体の皆様に厚く御礼申し上げます。

東京都、警視庁、独立行政法人情報処理推進機構、特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会、株式会社インフォセック、株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー、株式会社FFRI、株式会社オプティム、ゲヒルン株式会社、株式会社サイバーディフェンス研究所、株式会社シーアイエー、セコムトラストシステムズ株式会社、ソフトバンク・テクノロジー株式会社、大日本印刷株式会社、株式会社ディアイティ、株式会社ディーゴ、デロイト トーマツ リスクサービス株式会社、トレンドマイクロ株式会社、株式会社日本レジストリサービス、株式会社ハートビーツ、パナソニック株式会社、東日本電信電話株式会社、フォーティネットジャパン株式会社、富士通株式会社、株式会社富士通エフサス、富士電機ITソリューション株式会社、三井物産セキュアディレクション株式会社、株式会社ラック

2018年09月19日

高専はまだ夏季休業中ですが、学生は9月23日(日・祝)・24日(月・振休)に開催されるサイバーセキュリティTOKYO for Juniorの準備をしています。お楽しみに。

参加される中学生の皆様は、生徒手帳(氏名と中学校名が確認できる身分証明書)を忘れずに持ってきてください。

1日目(9/23)午前中の講演「セキュリティと倫理」は保護者同伴での参加が必須となります。「セキュリティと倫理」に保護者の同伴がない場合は、その後の全てのプログラムを受講できませんので、ご注意ください。また、参加申込書にご記入いただいた「当日参加の保護者」に変更がある場合は、必ず事前にご連絡ください。

 

 

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機器のセットアップ中
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Raspberry Piと監視カメラの構成部品
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最後に実施するゲームのログイン画面
 

 

2018年08月13日

8月12日(日)にICT基礎Lab第3回を開催しました。
受講生はHTML、CSS、PHP、MySQLを使ったWEBページについて学びました。午前はHTMLとCSSを用いて静的なWEBページを作成しました。午後はPHPでサーバサイドスクリプトを作成し、DBと接続させて動的なWEBページを作る方法について学び、シンプルなWEB掲示板を完成させました。
WEB掲示板はこれまでに構築した各自のネットワーク内のWEBサーバ上で作成しました。受講生はWEBブラウザで他受講生のWEBサーバにアクセスし、各自工夫を凝らしたWEB掲示板をお互いに確認しメッセージを残していました。

次回(第4回)は9月9日(日)に秋葉原サテライトキャンパスで開催します。

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実施の様子
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DBのコマンドを使ってみる

 

2018年07月17日

7月15日(日)にICT基礎Lab第2回を開催しました。
今回のテーマはネットワークです。各受講生がクライアントPC、ラックマウントサーバ、スイッチを使ってネットワークを構築・設定し、疎通確認しました。その後にルータを接続し、各受講生のネットワークをつなぎました。
そのままでは相手と通信できず、異なるネットワーク間で通信を行うためには、ルーティング設定が必要であることを学びました。そして、ルータに2種類のルーティング(スタティック・ルーティングとダイナミック・ルーティング)を設定して、相手のネットワーク内ホストへの疎通を確認しました。

次回(第3回)は8月12日(日)に開催します。

2018年06月30日

講  演:田中 ザック 氏(大和セキュリティ勉強会)
テ ー マ:実践的なDFIR(Digital Forensics & Incident Response)の入門とDFIR忍者チャレンジ
概  要:チームで不正アクセスされたWindows 7クライアントPCのHDDイメージ、メモリダンプ、ネットワークパケットキャプチャのフォレンジック調査を行います。どのような攻撃であったか調査結果を作成し、最後にプレゼンで調査結果を発表します。
開催日時:2018年10月7日(日) 12:00(開場11:00)~18:00、8日(月・祝) 11:00~18:30
開催場所:東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス 2階中央ホール
主  催:東京都立産業技術高等専門学校、大和セキュリティ勉強会
参 加 者:本校関係者 50名(学生 35名、連携関係者 15名)、一般募集 70名
参 加 費:無料
U R L:https://yamatosecurity.connpass.com/event/92888/
     ※上記URLで参加者募集中ですが、すでにキャンセル待ちとなっています。