サイバーセキュリティTOKYO for Junior 2022 開催報告

2022年12月10日(土)・11日(日)にサイバーセキュリティTOKYO for Junior 2022を開催しました。IoTセキュリティをテーマに、20名の中学生が情報システムのセキュリティ対策を学びました。

一日目は本校客員教授 石田淳一氏(株式会社アールジェイ代表取締役)による講演「セキュリティと倫理」を保護者同伴で聴講しました。その後、普段の生活で利用している機器のほとんどがインターネットにつながり、IoT機器と呼ばれることを学びました。IoT機器を狙ったサイバー攻撃に関する事例を調査し、IoT機器のセキュリティ対策を学びました。Raspberry Piを用いた実習を通して、UNIX系OSの特徴と代表的なコマンドを学びました。最後にUSBカメラをRaspberry Piに接続し、代表的なIoT機器である監視カメラとして動作するようRaspberry Piの設定を行いました。

二日目は、IPAが公表している「情報セキュリティ10大脅威2022」の中で重要な項目について調査し、サイバー攻撃対策として個人ができる手段について学びました。さらに、パスワードに使用する文字の種類や文字数によってパスワード強度が変わることを確認し、強固なパスワードの作成方法を学びました。最後に、通信路を流れるパケットを実際に確認し、Webアクセス時のhttpとhttpsの違いを学びました。
クロージングでは、受講生全員に修了証が授与されました。

サイバーセキュリティTOKYO for Juniorの開催にあたり、ご後援いただきました以下の企業・団体の皆様に御礼申し上げます。

東京都、警視庁、独立行政法人情報処理推進機構、国立研究開発法人情報通信研究機構、中央職業能力開発協会、一般社団法人 高度ITアーキテクト育成協議会、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会、一般社団法人日本コンピュータセキュリティインシデント対応チーム協議会、特定非営利活動法人デジタル・フォレンジック研究会、特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会、株式会社アールジェイ、アライドテレシス株式会社、アルテリア・ネットワークス株式会社、株式会社インテック、株式会社インフォセック、SBテクノロジー株式会社、株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー、エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社、株式会社FFRIセキュリティ、株式会社オプティム、ゲヒルン株式会社、CompTIA 日本支局、株式会社サイバーエージェント、株式会社サイバーディフェンス研究所、さくらインターネット株式会社、株式会社シーアイエー、ジェイズ・コミュニケーション株式会社、シスコシステムズ合同会社、株式会社スカイアーチネットワークス、株式会社セキュアサイクル、セコムトラストシステムズ株式会社、大日本印刷株式会社、株式会社ディアイティ、株式会社ディ・エヌ・エー、株式会社ディーゴ、トレンドマイクロ株式会社、株式会社日本レジストリサービス、株式会社ハートビーツ、パナソニックホールディングス株式会社、東日本電信電話株式会社、フォーティネットジャパン合同会社、株式会社富士通エフサス、富士電機ITソリューション株式会社、三井物産セキュアディレクション株式会社、株式会社ユービーセキュア、株式会社ラック、株式会社リクルート

次回の「サイバーセキュリティTOKYO for Junior 2023」は、2023年8月11日(金・祝)・12日(土)に開催予定です。

 

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講演「セキュリティと倫理」
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演習会場の様子
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本校学生が講師を務めました
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本校学生チューターが中学生をサポート
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Linuxのログイン
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修了証授与